石垣に囲まれた沖縄の古民家は美しく、観光資源になっている。そもそも石垣の塀が盛んに造られたのは、風よけのためだという。
現代の建築用語に改めれば防風壁である。いざ台風となると、沖縄では人の動きも早く、観光客でにぎわう那覇市・国際通りの公設市場が風が強まる前に迷わず機敏に店を閉じる光景はおなじみである。
暴風に防風。強い風への防災観念がしっかりと根付く沖縄を範とすべき近年の気象状況ですね。
またも危険な台風が列島に近づいている。週末に上陸する恐れがあり、気象庁がきのう異例の3日前会見を開いて最大限の警戒を呼び掛けていました!
まずはレジャーの計画を見直す。商業施設は営業をどうするか。鉄道各社も計画運休を避けて通れない。苦渋を伴うとしても、どれもこれも人の命を守るための石垣と思いたい。
これから、キャンセル等の処理が大変なことになるのは想定範囲!